粉骨堂ブログ

Web上でマンガを描いてる斉所 サイショ です。

オリジナル同人誌即売会「コミティア」参加のススメ 

コミティアの光景(イメージ画像)

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コミティアとは…何ぞや!?

斉所です。前回の記事でお伝えしたとおり、今度の1月31日()、東京ビッグサイトというビッグな施設で催される同人誌即売会COMITIAに出展参加いたします!

しかし「コミティア」というイベント、一般の方からすればあんまり聴き馴染みのない名前かも知れません。

「年末にニュースなんかで取り上げられる「コミケ」とは違うのん??」

ちゃうんです、別のイベントなんです。

 

ザックリとコミティアの特徴を挙げますと、

  • オリジナル(一次創作) 作品オンリーのイベント
  • コスプレは不可
  • 割とマッタリした空気
  • 東京のほか、各地方でも開催されている

という感じです。

 

 

出展は一次創作のみ

一般的に同人活動というと、商業作品(アニメや漫画やゲームや、実写作品も含)を題材にした二次創作を指す というイメージが強いかと思います。ですが、コミティアというイベントにおいては二次創作不可、オリジナルのみという縛りがあります。
 

つまり、各々の作家が1から作った漫画・小説・イラストetc(音楽・ゲーム・グッズ・批評本なども)をそれぞれのスペースに配置し、己が内なる宇宙(インナースペース)と共鳴せし魂の友(ソウルフレンズ)を虎視眈々と待ち構える戦さ場…なのです!!※

※内宇宙の共鳴者を待ち構えるという姿勢は、二次創作の即売会でも同じですね。

マッチする作品を物色する楽しみ

ちょい大げさに言いましたが、作品を出展する側は結構マイペースな、ゆったりした雰囲気の所も多いです(心のギラつきを抑えているのかもしれません)。

一般参加の方(サークル出展でない、頒布物の購入を主な目的とする参加者)におかれましても、芋の子を洗うような凄まじさはなく、割とノンビリと会場を歩きつつ、気になるスペースに立ち寄って試し読みしてみる…といった楽しみ方が可能です。(出展スペースとは別に、見本誌を立ち読みできるコーナーもあります。)

といっても、人気作家さんや商業で活躍される作家さんのスペースなんかは行列も珍しくなく、昼過ぎには完売!って所もあります(買いそびれて涙を飲んだ経験もチラホラ…)。

 

会場全体の空気としては、いわゆるオタク的雰囲気がそれほど濃くもなく、サブカル的雰囲気も程よくブレンドされたマイルドな趣きで、即売会みたいなイベント未経験の方も気軽に参加しやすいかと思われます。

 

プロ作家さんを目当てに行くのもあり

「とはいえ、みんながみんなオリジナル作品を販売してるのでは、全部初見って事やん?かえって取っ掛かりがない…」と躊躇われる向きもあろうかと思います。

そういう方は、商業雑誌で活躍されている、プロの作家さんを目当てに来場されるのもアリかと存じます。

 

前述の通りコミティアでは商業作家さんのサークル出展も珍しくなく(コミケでも珍しくありませんが)、ブログやツイッターを辿れば参加、出品情報は容易に得られます。

例えば雑誌連載作の番外編やお蔵出し、完結済み作品の続編、あるいは全く新規のチャレンジブルな新作が読めるかもしれません!…さらに

著者本人に会える可能性がかなり高い

というメリットも見逃せますまい!

さらに、人によってはサインやスケッチブックに簡単なイラスト等をしたためてくれる(いわゆる「スケブ」というやつ)場合もあります。

 

ただ、こういったサービスはご本人の事前の告知が無かったり、忙しくて手が回らないであろうと思われる時には、無理にお願いしちゃいけません。

あと、ファンであれば思いの丈をぶちまけたくなる可能性無きにしも非ずですが、出展スペースの前であまり長く話し込むのも遠慮した方がベターでしょう。

私はサークル出展参加者ですが、同時に 色々なサークルさんの頒布物を買いに行ったりもします。その際には上述の事を心がけつつ廻っております(てゆーか人見知りゆえに積極的なコミュニケィション苦手なだけ、とも言います…)。

 

自由な交流が可能な場であればこそ、節度重点で臨みたいものです。

東京以外でも催されております

主催する団体は異なるのですが、コミティアの名を冠する(趣旨を同じくする)即売会イベントは各地で行われております。

U16b「粉骨堂」宜しくお願い致します!

 そんなわけで、1月31日、コミティア、是非ご来場くださいませ!

私は例の窓ハルカ漫画大賞Tシャツ着用して参ります…!!