粉骨堂ブログ

Web上でマンガを描いてる斉所 サイショ です。

【ネタバレしかない】シンエヴァ感想 個人的箇条書き

シン・エヴァ観たで

色々な考察や反応を目にする前に、初見での個人的感想を書きつけておきます。

ネタバレしかなく、ほぼ箇条書きで深い考察は無く、同じ内容の繰り返しもあり、不可避的な自分語りも混ざってるのでそこんところはご注意ください。

 

 

 

冒頭のケンスケ・トウジに会って人の生活圏に行く流れは何度も想像(妄想)したのとかなり近かった(Qの予告でそういう話が語られてた?)

8年越しで安心できた

ヒカリ生きてて良かった…………(号泣)

 

アヤナミレイが1人だけプラグスーツのまま農業やるのは、後半に出てくる現実と虚構を混ぜ合わせた歪な感じを出そうとしてるのか?世代間のギャップがあっても仕事や暮らしは一緒に出来るみたいな…?

 

登場人物の心情やQとシンの間の事は会話によってかなり「説明」された印象で、その辺MOTHER3を思い出した。

Qの方でもう少し説明分けてもらえてたらという気持ちもあるけどあの映画はドン底まで落ちないといけない話だから説明不能だったのか

 

シンエヴァで旧作も含めた落とし前が明確につけられて前向きな方に結論を置いたのは安心させられたんだけど、安心させられる事は本当にいい事なのか…??という気持ちにもなってくる。

 

ゲンドウくん(父)が息子にめちゃめちゃ自分語ってる所は20数年溜め込んでたんやな…という気持ちになった

旧版のネルフ誕生でチラ見されたワイルドさはあんま無くて、割と陰キャ寄りだった。

アスカがシンジに「その精神強度でエヴァに乗るな」と言ってたけど、ゲンドウはその精神的な未熟さで人類滅ぼしかけてるのか…と感じた、が、ネルフの筋書きに自分の欲望を後付けしてるんだから主犯という訳では無かったか。

 

しかし、ゲンドウの企みはエゴから発してるので否定し易いが、やろうとしてた事(魂の一体化?)はそんなに全否定されるべき事なのか?という気持ちはある。

現実社会では絶対に不可能な事なんだけど、魂というものがあるとして、苦しみから解放された存在として永続させる?のが目的としたら、それは生き物では無くなるかも知れないけど、ダメな事なんだろうか…と考える俺は人生とかに怯えすぎなんだろうか?

いや、単純に、生きて現実の生活をやっている人達にとっては甚だ迷惑な話ではあるよな…。

 

バトル場面がほとんどSFというよりファンタジーしてて、Qに続いてエヴァぽさが薄かったの残念だった(エヴァぽさとは)

ロボアクション活劇としては破が神がかって極まってたのでそれを超えるのは(話の展開としても)難しいとは思う。

撮影スタジオの場面は何かしらのオマージュでもあるのか?

 

画面が色を失ったりコンテの状態のまま出てくるのも新しい事でなくセルフオマージュで、意地悪くとれば旧作からの視聴者への目配せと捉えられるけど表現としての必然性もあった。そもそもなぞる事が大事な作品でもある。

 

やっぱり新劇は旧作をかなり甘くコーティングしたものでしかないのかも知れない、という気持ちもあるが安心させられる部分もある。

 

シンエヴァ、初見では物足りない部分もある。旧劇の結末に納得した訳では無かったんだけども。

安心して本当にいいのか…怖い…

 

なんか…それは本当に本音か庵野くん?みたいな気持ち…??

 

フィクションによって「安心させられる」事が本当に健全な事なのか?みたいな気持ちになってくる。エヴァの作品では特に。

「破」がちょっとおかしくなるぐらい楽しかったのと同時に、何かしら背徳感みたいな、依存する(させられる)危なさみたいなのを感じたような。

 

というか、ケンスケ・トウジ・ヒカリがちゃんと大人になってた事に居心地の悪さを感じてたのかも知れない。安心してないのかも知れない。いやー、うん、どうなんでしょうね。

 

俺の人生にはアスカもレイもユイもマリも居ないんだよな…………

とか思ってしまうのは余りにも情けないとは思うんだけど……うーん